年々ニーズの高まる自然素材の家づくり。日本のみならず海外でも自然回帰志向は強くなっているそうです。自然素材は健やかな空間をつくることができるだけでなく、時とともに味わいを増していくのが魅力です。自然素材の家を思い描く時、まずイメージに挙げられるのが、無垢(むく)の木材。そこで今回は木を中心に、自然素材のメリットをご紹介します。
■木の家が優しく感じる性能的な裏付け
一口に木といってもさまざまな種類があり、それぞれに異なる表情をもっており、デザイン性の高い空間づくりが可能です。もっとも流通している杉は、赤みがかったものから白っぽいものまで色幅が広く、比較的やわらかいため、フローリング材に使うと足触りに優れているという特徴があります。
桧も、日本で伝統的に使われてきた樹種の一つで、品のよい白っぽさが魅力。抗菌作用や耐水性があるので、浴室など水まわりにも使われます。香りがよいのは言うまでもありません。
むくの木材を使うと優しい風合いの住宅になるのは、雰囲気だけの話ではありません。
木の細胞には微細な凹凸があり、光を乱反射して、目に優しい空間をつくります。ほかにも香りや触りごこちによりストレスを小さくするなどの効能も報告されています。またコンクリートやタイルなどに比べて熱が伝わりにくいため、触れるとぬくもりを感じることができるので、子育て世代にはぴったりの素材です。
■木造でも防災拠点と同等の耐震性を実現!
ほかにも優れた調湿性などさまざまなメリットをもつ木ですが、仕上げでなく構造に使おうとすると、耐震性を心配される方もいらっしゃるかと思います。
しかし地震に対する耐え方には違いはあるものの、木造だから耐震性能が低いということはありません。
国が定めた法を遵守し、耐震等級3という最高レベルを実現していれば、震度7の地震でも倒壊しない耐震性能を有するとされています。これは消防署や警察署など防災の拠点となる建物と同等の耐久性。実際に平成28年の熊本地震でも、耐震等級3をクリアした戸建て住宅はほぼ無被害(あるいは軽微な被害)であったことが報告されています。
そして木造は鉄筋コンクリート造の1/4程度に見合う重量を支えればよく、適量でコストパフォーマンスよく、耐震性と自由度の高いプランニングを両立させることが可能なのです。
太平工業は、海と山に恵まれた湘南エリアを拠点に、日本の気候に合わせた自然素材の家づくりを得意としています。2月には相談会を開催予定ですので、費用面をはじめ少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談下さい。
相談会は各時間1組様限定で下記日程で行っております。
・2/22 AM10:00~ / PM2:00~
・2/23 AM10:00~ / PM2:00~
・2/29 AM10:00~ / PM2:00~
・3/1 AM10:00~ / PM2:00~
・3/7 AM10:00~ / PM2:00~
・3/8 AM10:00~ / PM2:00~
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