現在は賃貸住宅に住んでいるけれど、「家賃をずっと払うのはもったいない! マイホームがほしい!」と考えている方は多いと思われます。しかし、20代~30代の若い方にとって、マイホームという大きな買い物に踏み切るのはなかなか勇気がいるのではないでしょうか。ここでは、若いうちにマイホームを購入するメリットや、デメリットを解決する方法を紹介します。
■若くてもマイホームを購入するきっかけとは?
人がマイホームを購入する理由はさまざまです。状況によっては、若いうちにマイホームを購入することもありえます。では、実際にマイホームを購入した方は、どのようなきっかけで購入に至ったのでしょうか。
最初に訪れるきっかけといえば、やはり結婚です。若い世代は購入資金がないと思われがちですが、近年は共働きの夫婦も増えており、夫婦向けの住宅ローンも登場するなど環境が整っています。そもそも住宅ローンは、返済に長い年月がかかるため、結婚に合わせて購入することで早めに返しきろうとする方もいるのです。
また、家族構成や生活パターンの変化も購入のきっかけとなります。特に多いのが、お子さんが生まれて家族が増えたり、お子さんが入園・入学されたりした時に購入するケースでしょう。将来親御さんのお世話をすることを考えて、早いうちに二世帯住宅や三世帯住宅を購入し、親子で協力してローンを返していく方も珍しくありません。
そして、賃貸住宅の契約更新に合わせてマイホームを購入する方もいます。きりのいいタイミングなので、「契約更新して賃料を払い続けるくらいなら……」と、マイホームの購入に至るのは自然な話でしょう。このように、20代でのマイホーム購入も、きっかけさえあればまったく不思議ではないのです。
■20代のうちにマイホームを買うメリットやデメリット
20代でのマイホーム購入には、メリットもあればデメリットもあります。失敗しないためには、メリットを最大限に活かすとともに、デメリットを解決することが重要です。
最大のメリットは、やはりマイホームが財産になることでしょう。賃貸住宅にどれだけ家賃を支払っても、家が自分のものになるわけではありません。家賃はある意味「捨て金」であるといえます。逆に、マイホームの購入は資産を手に入れているわけですから、かかった費用は「貯金」であり「投資」です。
また、住宅ローンの借入の条件として加入することが多い「団体信用生命保険(団信)」も、病気になると入れないことがあります。しかし、若くて健康なうちは問題なく加入できるでしょう。人生の早い段階からローンの返済を始めることで、老後の負担を軽減できるのも大きなメリットです。
さらに、現在は住宅ローン金利が1%以下という超低金利であり、住宅ローン控除(減税)という支援制度もあります。これらの状況や制度はいつ変化するかわかりませんから、今が1番の買い時といっても過言ではありません。
逆にデメリットとしては、転勤などでライフスタイルが変化した時の対応が挙げられます。せっかくマイホームを購入したのに、すぐ転勤になってしまったというケースもあるかもしれません。しかし、持ち家は賃貸物件と異なり、売却したり賃貸に出したりすることが可能です。ローンの返済がきつくなってきた時にも、ローンの組み直しや売却といった対応策があります。
そのため、購入したマイホームが無駄になってしまうことはまずないでしょう。もちろん、大きな費用がかかるのは事実ですから、無理をするのはよくありません。若いうちにマイホームを購入したければ、ローンの返済や将来的なライフスタイルについて、真剣に計画を立てみてください。
神奈川県藤沢市の大平工業株式会社では、「暮らす人の目線に立った家づくり」を大切にしています。お客様の好みや周辺環境等に配慮し、安全で使いやすい家をデザインすることが可能です。ヒアリングや打ち合わせは入念に行い、資金計画も一緒に立てさせていただきますので安心。20代のうちにマイホームの購入を検討されている方は、ぜひご相談ください。